FXで取引できる通貨ペアは100種類以上ありますが、それぞれの通貨の動きには特徴があり、変動のクセも異なります。ですから、いろいろな通貨ペアを取引することによってFX投資の幅を広げられることは確かなのですが、一方でデメリットも存在します。
例えば、米ドル/日本円の通貨ペアを取引した後、ユーロ/日本円通貨ペアを取引すると、レートの動きが大きく異なります。、米ドル/日本円で順調に利益を上げられていたからといって、ユーロ/日本円でも必ずうまくいくとは限りません。つまり、色々な通貨ペアを取引すると上手く収益を上げられない場合があるのです。
デイトレードまたはスキャルピング手法で取引する場合、一つの通貨ペアに的をしぼり、その通貨ペアを徹底して取引し収益拡大を狙った方がクセを感覚で感じる事ができます。
米ドル/日本円でうまくいかないから次はユーロ/日本円といった感じで、取引通貨ペアをころころ変えてしまうと、一考に学習できません。それは負のスパイラルに陥るだけです。
一つの通貨ペアに的を絞って取引することが、FXで勝つ秘訣と言えるでしょう。