日本人は基本的にナショナリズムの意識が低い国だと言われています。
「ナショナリズムとFX投資がどう関係あるのか?」と疑問に思われる方もいるかもしれませんが、やはりこの感覚がないとFX投資だけではなく、為替取引など国際的な取引は向いていないと感じます。
国を挙げて行われるイベントには、世界に向けての盛大なアピールになります。それは、その国独自の文化、文明によって発達してきたその国の誇りになるからです。
そういった情勢を見て、他国の投資家はその国全体の気運が好転するのではないか、という心理状態に駆られます。これはもちろん、その国の経済情勢に影響するわけです。
しかし、日本人はこういった国際的なイベントには不向きです。なぜならナショナリズムに欠けているからです。
例えば、オーストラリアではメルボルンカップという世界的にも有名な競馬のレースがありますが、日本人はこういった文化的なイベントや行事に弱いのです。
だから、FX取引や株は今でもなぜか「ギャンブル」として位置づけて論ずる人が後を絶ちません。
FXとは、「外国為替取引」です。
自国の貨幣価値だけを見ていても意味がありません。世界が何に注目しているのかをきちんと把握するように気をつけるべきなのです。